【クリアレビュー】SCHiM(スキム)【Switch/PS5/PS4/Xbox/Steam】

ストーリー★★★★☆
ゲームプレイ★★★★☆
グラフィック★★★★☆
音楽と音響★★★★★
リプレイ性★★★★☆
バグとパフォーマンス★★★★★
総合★★★★☆

概要

SCHiMは、影から影へ飛び跳ねて移動する新感覚のゲームです。2024年7月18日に発売されました。プラットフォームはSwitch、PS5、PS4、Xbox Series X|S、Steamです。

スキムとは、オランダ語で「精霊のようなもの」や「目の端に見えるチラチラしたようなもの」などを意味するそうです。(公式サイトから引用)

ストーリー

影から影へ、ぴょんぴょん跳ねて移動する不思議な存在のスキムは、子供の頃には認識できていても、大人になるにつれ見えなくなっていきます。スキムたちはあらゆる影に存在していて、世界中のすべてのものが1つ持っています。決して本体と離れません。

ある日、ずっと見守ってきた人の影から、ふいに切り離されてしまった1体のスキム。手遅れにならないうちに元の場所へ戻れるのでしょうか?(公式サイトから引用)

この手のものはストーリーなんて、あってないようなもの、と思い込んでいました。

ネタバレしたくはないので詳しくは書きませんが、いい意味で見事に裏切られました。

ストーリーは言葉では一切語られません。

キャラクターたちの動作などから感じ取ります。

クリアするころには素晴らしいストーリーだと知ることでしょう。

ゲームプレイ

スキムが移動できるのは、ヒトやモノの影のある場所だけ。

影は、太陽が照らす日中の時間帯だけでなく、実は夜にも家の窓や街灯の光などによっても出来るんです。夕方には、太陽の位置が変化するため影の長さも変化し、移動できる範囲も広がります。また、走っている人や車など、動いているものの影を利用して遠くまで行けちゃうことも……?

視点を変えながら活路を探して、影から影へとタイミングよくジャンプしながら進んでいきましょう。(公式サイトから引用)

ジャンル的にはパズルアクションに入ると思います。

基本的には、ほとんどアクション要素は求められません。

ただ、ほんの一部、アクションのセンスが問われる時があります。

影から影へ、どうやったらジャンプできるのか、考えたり試行錯誤しているうちに、あっという間に時間が溶けました。

グラフィック

派手なグラフィックはありません。

なのに、気づくと引き込まれてしまいます。

必要最低限のグラフィックになっていて、そのバランスの良さに驚かされます。

音楽と音響

BGMは最高でした。落ち着いた曲調になっていて、心地よくプレイすることができます。

リプレイ性

クリア後にクリア済みのステージに再挑戦できます。

また、追加ジャンプ、ハラハラモードが設定できるようになります。

この設定は、トロコンにも関係しています。

クリア後は、トロコンに挑戦することになるでしょう。

それ以外の追加要素はありません。

バグとパフォーマンス

バグには一切、遭遇しませんでした。

パフォーマンスの問題もありません。

総評

SCHiMは、頭を使うゲームが好きな人に強くお勧めできます。

アクション要素もありますが、アクションが苦手な人でも十分に対応できるレベルです。

一言でまとめるなら、ぶっちゃけ、まじ面白い、です。

しいて難点を上げるなら、値段に対するボリュームが少ないと感じるかもしれないところです。

らすけんはちょうどよかったですが、値段(2,750円)に相当するかどうかは微妙なところです。

明らかにインディーズなのですから、文句を言うのは筋違いですけどね。

クリア時間

らすけんは、6時間でクリアしました。

つまずいたところもありますが、とても短時間だったので、どんなに早くても、上記の時間くらいはかかると思います。

トロコンはまだなので、トロコンしたら、追記します。

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