SDガンダムバトルアライアンスは、その名の通り、ガンダムを題材にしたアクションRPGです。

ジャストガードやジャスト回避があるため、死にゲーなのかなと思ったのですが、そういうわけではありませんでした。

ガンダム好きならプレイしてみてもよいと思います。

クリア時間は、54:06でした。

このクリア時間は、資金稼ぎの時間なども含まれているため、アクションがうまい人はもっと早く終わってるかもしれません。

■面白さ

率直に言うと、ガンダム好きなら楽しめるかもしれませんが、そうでなければ、厳しいと言わざるを得ないゲームです。

ジャストガードやジャスト回避があるため、てっきり、ソウルライク、死にゲーなのかと思いきや、そんな奥深さはありませんでした。

アクション部分が単調で、どの敵も似たり寄ったりです。

せっかくいろいろなモビルスーツやモビルアーマーがいるのですから、モビルスーツやモビルアーマーの特徴やパイロットの癖などを表現してほしかったです。

■操作とゲームプレイ

基本操作は悪くないです。

問題なのは、前述したジャストガード、ジャスト回避で、タイミングがシビアすぎて、狙って出すことはまずできません。

これができれば、もう少し面白いゲームになっていたかもしれません。

ただ、ジャストガードやジャスト回避ができても、ガードできない攻撃、回避できない攻撃があるため、正直、理不尽さを感じました。

■グラフィック

グラフィックは特筆するところはありません。

PS3でも十分、表現できるくらいのグラフィックでした。

■サウンド

サウンドは、らすけんは、アルティメットエディション（プレミアムサウンド&データパック込み）で購入したため、ところどころで名曲が流れました。

もしこれがなかったとしたら、いったいどうなっていたのでしょうか。

サウンドもこれといった特筆したものはないです。

■リプレイ性

ノーマルをクリアした後、ハードが解禁されるため、難易度を上げて、もう一周することができます。

難易度も、そんな鬼畜難易度になるわけではなく、ステータスが上がるだけのようです。

こちらもレベルが上がっているため、さほど苦労せずとも進められると思います。

また、拡張パーツの性能がランダムのため、優秀な拡張パーツをゲットするというハクスラ要素があります。

と言っても、それをゲットした後に挑戦するようなコンテンツはないため、正直、疑問符が浮かびます。

■良いところ

• 作品間を超えた掛け合いを見ることが出来るところです。スパロボやジージェネでおなじみですが……それでもガンダム好きにはたまらないでしょう。

■悪いところ

• 序盤は教えてくれますが、例えば、鉄血勢にはビームより実弾のほうがよいので、ジムよりザクのほうがいい、といった、適正みたいのがあります。これはガンダムに詳しくないと分からないと思います。→と言っても、最後まで、せいぜいビームより実弾がよい、というくらいしかないので、問題にはならないです。
• 掛け合いが戦闘中に行われるため、聞いてる暇がなくて、聞き逃してしまうところです。
• デラックスエディションで購入したのに、BGMがほとんど流れないです。→ここぞというときに流れます。
• アクションが単調です。いわゆる死にゲーのような、このボスのこの攻撃はこう対処して…みたいな複雑さはないです。どの敵もだいたい一緒です。
• ジャストガードやジャスト回避が用意されていますが、まず出ません。息をしていないです。残念です。

■最後に

ガンダム好き、かつ、アクション好きなら、プレイしてもよいかもしれません。

そうでないなら、やめておいた方が無難です。

オリジナルストーリーもいろいろ語られますが、正直、期待できるものはないです。

あと、ストーリー中に、各作品の核心に迫るネタが語られることもあるため、まだガンダムを見ていない人は、ネタバレご用心です。